中央競馬【GIII】シリウスステークス
シリウスステークスは、日本中央競馬会 (JRA) が阪神競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。
競走名の「シリウス(Sirius)」は、おおいぬ座のアルファ星。地球から見える恒星(太陽を除く)では最も明るく、鋭く輝くことから西洋では犬の目に例えられ、中国でも「天狼星」と称される。
正賞は地方競馬全国協会理事長賞。
概要
1997年に創設された、ハンデキャップのダート重賞競走。
創設時は阪神競馬場のダート1400mで12月上旬に行われていたが、2001年にJBCスプリントが創設されたことに伴い中央競馬のダート重賞路線も整備され、施行時期が初秋の阪神開催に繰り上げられた。
2007年からは阪神競馬場の馬場改修で新設されたダート2000mに変更、2008年からジャパンカップダート(2014年より「チャンピオンズカップ」に改称のうえ、施行場を中京競馬場に変更)が阪神競馬場のダート1800mで行われるようになると、本競走はジャパンカップダートの重要な前哨戦として位置づけられた。
創設時より外国産馬と地方競馬所属馬が出走可能で、2006年からは外国馬も出走可能な国際競走となった。
競走条件
以下の内容は、2017年現在のもの。
出走資格:サラ系3歳以上
- JRA所属馬(外国産馬含む)
- 地方競馬所属馬(4頭まで)
- 外国調教馬(8頭まで、優先出走)
負担重量:ハンデキャップ
賞金
2017年の1着賞金は3600万円で、以下2着1400万円、3着900万円、4着540万円、5着360万円。