中央競馬【GIII】小倉記念

小倉記念

小倉記念(こくらきねん)は、日本中央競馬会 (JRA) が小倉競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。競馬番組表での名称は「農林水産省賞典 小倉記念」と表記している。
正賞は農林水産大臣賞。

概要

1965年に、4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走として小倉競馬場の芝2000mで創設。小倉競馬場で施行される重賞競走では、最も歴史が古い。
外国産馬は1995年から2003年、および2005年以降に出走可能となった。また地方競馬所属馬は1996年から、外国馬は2009年から出走可能になった。負担重量も1995年から1999年まで別定で行われたほかは、ハンデキャップが定着している。
2006年からは夏競馬を盛り上げるため設けられた「サマー2000シリーズ」の第3戦に組み込まれた。本競走の優勝馬からは、2006年のスウィフトカレントと2011年のイタリアンレッド、2017年のタツゴウゲキがシリーズチャンピオンに輝いている。

競走条件

以下の内容は、2017年現在のもの。

出走資格:サラ系3歳以上

  • JRA所属馬(外国産馬含む)
  • 地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで)
  • 外国調教馬(9頭まで)
  • 未出走馬および未勝利馬は出走できない。

負担重量:ハンデキャップ

賞金

2017年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円。