中央競馬【GIII】中京記念

中京記念

中京記念(ちゅうきょうきねん)は、日本中央競馬会(JRA)が中京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。競馬番組表での名称は「トヨタ賞 中京記念」と表記される。
正賞はトヨタ賞。

概要

1953年に「中京開設記念(ちゅうきょうかいせつきねん)」の名称で創設された、4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走。第1回は中京競馬場の砂1800m(現在のダートとはやや異なる)で施行された。翌1954年には名称が「中京記念」に変更され、「中京競馬場開設5周年記念」の名称で施行した1958年を除き、「中京記念」の名称が定着している。現在中京競馬場で行われている重賞競走では、最も古い歴史を持つ。
創設当初は夏季開催の8月に施行していたが、1957年以降は春季開催で定着。この間、距離・コースともに幾度かの変遷を経て、2011年までは芝2000mのハンデキャップ競走で概ね定着していた。2012年から施行時期が7月となり、あわせて距離も芝1600mに短縮されたほか、サマーマイルシリーズの第1戦にも指定された。
外国産馬は1994年から2001年まで出走可能だったが、2002年から2004年までは出走できなかった。2005年には国際競走となり、外国調教馬及び外国産馬が出走可能になった。2012年からは特別指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬も出走可能になった。

競走条件

以下の内容は、2017年のもの。

出走資格:サラ系3歳以上、2016年7月23日以降2017年7月16日まで1回以上出走馬

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(2頭まで)
  • 外国調教馬(8頭まで)

負担重量:ハンデキャップ

賞金

2017年の1着賞金は3900万円で、以下2着1600万円、3着980万円、4着590万円、5着390万円。