中央競馬【GIII】ダービー卿チャレンジトロフィー

ダービー卿チャレンジトロフィー

ダービー卿チャレンジトロフィー(ダービーきょうチャレンジトロフィー)は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。
正賞はダービー卿チャレンジトロフィー。

概要

1969年に、東京競馬場と京都競馬場でイギリスの騎手3名を招いて「英国騎手招待競走」が4競走行われた際、そのひとつとして第18代ダービー卿エドワード・ジョン・スタンリー伯爵からトロフィーの寄贈を受けたことを記念し、「ダービー卿チャレンジトロフィー」が創設された(このときのみ回次が振られず、「第2回英国騎手招待」の副称がつけられた)。
創設時は東京競馬場の芝1800mで11月に行われたが、施行場は1981年に中山競馬場へ変更。距離は1984年より芝1600mに変更され、施行時期が春の中山開催(3月 - 4月)に繰り上げられた1990年から芝1200mに短縮された後、1996年より再び芝1600mに戻された。負担重量は当初別定だったが、2002年よりハンデキャップに変更された。
地方競馬所属馬は1995年のみ出走可能だった。外国産馬は1971年から1983年まで、および1990年以降出走可能になり、2006年からは国際競走となって外国馬も出走可能になった。

競走条件

以下の内容は、2017年現在のもの。

出走資格:サラ系4歳以上

  • 2016年4月2日以降2017年3月26日まで1回以上出走馬(※2017年の場合)
  • JRA所属馬
  • 外国調教馬(8頭まで、優先出走)

負担重量:ハンデキャップ

賞金

2017年の1着賞金は3900万円で、以下2着1600万円、3着980万円、4着590万円、5着390万円。