中央競馬【GIII】京成杯
京成杯(けいせいはい)は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。
寄贈賞を受けている京成電鉄は、千葉県市川市に本社を置く鉄道会社。
正賞は京成電鉄株式会社賞。
概要
1961年に創設された、4歳(現3歳)馬限定の重賞競走。
創設当初は中山競馬場の芝1600m(外回り)で行われ、その後施行場は幾度かの変遷を経て、1999年に4歳(現3歳)重賞競走の距離体系を見直した際、中山競馬場の芝2000m(内回り)に変更された。これにより、クラシックレースへ向けた各馬の将来性や距離適性を占う重要な競走となった。
外国産馬は1984年から、地方競馬所属馬は1996年からそれぞれ出走可能になったほか、2009年からは外国馬も出走可能な国際競走に指定された。
競走条件
以下の内容は、2017年現在のもの。
出走資格:サラ系3歳、除未出走馬および未勝利馬
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで)
- 外国調教馬(9頭まで、優先出走)
負担重量:別定(馬齢重量(牡馬・せん馬56kg、牝馬54kg))
- 日本馬:収得賞金1800万円以上は1kg増
- 外国馬:重賞競走1着馬は1kg増
賞金
2015年の1着賞金は3800万円で、以下2着1500万円、3着950万円、4着570万円、5着380万円。