中央競馬【GIII】シンザン記念
シンザン記念(シンザンきねん)は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。競馬番組表での名称は「日刊スポーツ賞 シンザン記念」と表記している。
競走名の「シンザン」は1964年に日本競馬史上2頭目の三冠(皐月賞・東京優駿・菊花賞)制覇を達成、翌年も天皇賞(秋)と有馬記念を優勝し「五冠馬」と呼ばれている。1984年に顕彰馬に選出されたことを称え、京都競馬場には銅像が建立されている。
正賞は日刊スポーツ新聞社賞。
概要
本競走はシンザンを記念し、1967年に4歳(現3歳)馬限定の重賞として創設された。創設以来、1980年と1994年に阪神競馬場で施行された以外は、京都競馬場・芝1600m(外回り)で変わらず行われている。
外国産馬は1995年から、地方競馬所属馬は1996年からそれぞれ出走可能になったほか、2009年からは外国馬も出走可能な国際競走になった。
競走条件
以下の内容は、2017年現在のもの。
出走資格:サラ系3歳
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで)
- 外国調教馬(8頭まで、優先出走)
負担重量:別定(馬齢重量(56kg、牝馬2kg減))
- 日本馬:収得賞金1800万円以上は1kg増
- 外国馬:重賞競走1着馬は1kg増
賞金
2017年の1着賞金は3800万円で、以下2着1500万円、3着950万円、4着570万円、5着380万円。