中央競馬【GII】アルゼンチン共和国杯

アルゼンチン共和国杯

アルゼンチン共和国杯(アルゼンチンきょうわこくはい)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GII)である。
正賞はアルゼンチン共和国労働雇用社会保障省賞。

概要

日本とアルゼンチンの友好と親善の一環として、1963年にアルゼンチン・ジョッキークラブから優勝カップの寄贈を受け「アルゼンチンジョッキークラブカップ」の名称で創設された重賞競走。その後、1974年にアルゼンチンの競馬がジョッキークラブから国の管轄へ移管されたことに伴い、1975年から現名称となった。
第1回は5月に東京競馬場・芝2300m、別定重量の条件で行われたが、その後距離や競走条件は幾度かの変遷を経て、1984年に施行時期を11月に繰り下げ、4歳(現3歳)以上の馬によるハンデキャップ競走として東京競馬場の芝2500mで施行されるようになり、現在に至る。
外国産馬は1972年から1983年、および1990年以降出走が可能になった。地方競馬所属馬は1998年から出走可能になり、2005年からは外国馬も出走可能な国際競走となった。

競走条件

以下の内容は、2016年現在のもの。

出走資格:サラ系3歳以上

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(2頭まで)
  • 外国調教馬(9頭まで、優先出走)

負担重量:ハンデキャップ

賞金

2016年の1着賞金は5700万円で、以下2着2300万円、3着1400万円、4着860万円、5着570万円。