中央競馬【GII】青葉賞
青葉賞(あおばしょう)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GII)である。競馬番組表での名称は「テレビ東京杯 青葉賞」と表記される。
競走名の「青葉」は、青々と生い茂った木の葉のこと。
寄贈賞を提供するテレビ東京は、東京都港区に本社を置く放送局。正賞はテレビ東京賞。
概要
2着までの馬に東京優駿(日本ダービー)の優先出走権が与えられるトライアル競走。2009年までは3着までに優先出走権を付与していたが、2010年から2着までに変更された。東京優駿(日本ダービー)と同じコース・距離で行われることから、東京優駿(日本ダービー)の前哨戦では最も距離適性が求められるレースとされている。
「青葉賞」は1984年から「日本ダービー指定オープン」とされ、4歳(現3歳)馬限定の特別競走として東京競馬場の芝2400mで行われていたが、1994年より重賞(GIII)に昇格。1995年にはダービートライアルに指定され、2001年にはGIIに格上げされた。
地方競馬所属馬は1995年から、外国産馬は2001年からそれぞれ出走可能になったほか、2010年からは外国馬も出走可能な国際競走となった。
競走条件
以下の内容は、2017年現在のもの。
出走資格:サラ系3歳
- JRA所属馬(外国産馬含む)
- 地方競馬所属馬
- 外国調教馬(9頭まで、優先出走)
負担重量:馬齢(牡・せん56kg、牝54kg)
東京優駿(日本ダービー)のステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は東京優駿(日本ダービー)の出走候補馬(2頭まで)、およびJRAの2歳GI競走優勝馬に優先出走が認められているほか、JRAで行われる芝の3歳重賞競走優勝馬にも出走資格が与えられる。
賞金
2017年の1着賞金は5400万円で、以下2着2200万円、3着1400万円、4着810万円、5着540万円。