中央競馬【GII】東海ステークス

東海ステークス

東海ステークス(とうかいステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が中京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GII)である。競馬番組表上の名称は「東海テレビ杯 東海ステークス」と表記している。
寄贈賞を提供する東海テレビ放送は、名古屋市に本社を置く放送局。
正賞は東海テレビ杯、地方競馬全国協会理事長賞。

概要

1984年に創設された4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走「ウインターステークス(GIII)」が本競走の前身。1997年にGIIへ格上げされ、名称も「東海テレビ杯 東海ウインターステークス」と改称。2000年には当時ダートのオープン特別として春季に行われていた「東海ステークス」と統合され、施行時期を5月に移行のうえ名称も現名称となった(ただし、2012年は「東海テレビ杯」が外され「東海ステークス」の名称で行われた)。2013年に年間を通じたダート路線におけるローテーションが見直された際、1月開催に変更され現在に至る。
施行距離は創設当初ダート2200mだったが、1990年にはダート2300mに延長。京都競馬場で行われた2010年 - 2012年はダート1900mで行われ、2013年からはダート1800mに変更された。これにより「フェブラリーステークス」へ向けたステップレースとしての性格が強まり、2014年からは本競走の1着馬にフェブラリーステークスの優先出走権が付与されるようになった。
外国産馬は1989年から、地方競馬所属馬は1996年からそれぞれ出走可能になったほか、2006年からは外国馬も出走可能な国際競走となった。

競走条件

以下の内容は、2017年現在のもの。

出走資格:サラ系4歳以上

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(4頭まで)
  • 外国調教馬(8頭まで、優先出走)

負担重量:別定(4歳55kg、5歳以上56kg、牝馬2kg減)

  • 2016年1月23日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
  • 2016年1月22日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)

賞金

2017年の1着賞金は5500万円で、以下2着2200万円、3着1400万円、4着830万円、5着550万円。